武蔵と伝の再戦が武蔵圧倒的でオモシロ過ぎる
僕のバガボンドの好きなシーンはとにかく武蔵が相手を圧倒して勝利する場面です。
血だらけで勝利するよりも相手を寄せ付けない力を見たいです。
今までに相手を圧倒しての勝利は数多くあります。
宝蔵院 胤舜(ほうぞういん いんしゅん)の再戦とかもそうですよね。
一度は負けた相手ですが胤栄(いんえい)に修業を付けてもらって
何ものにも揺るがない精神力を身に付けました。
結果的には引き分けという形になりましたが終始ペースを握っていたのは武蔵でした。
そして個人的にはあの闘いを経て急激に武蔵が強くなった気がします。
その次の柳生編でも門下生を4人相手にしても全く引けを取らない戦いを見せましたし。
そして僕が思う一番圧倒的だったなと思う戦いが
宮本武蔵 VS 吉岡伝七郎 の再戦です。
まず決闘の場にやって来た武蔵の落ち着きが半端ないんですよね。
今から人を斬り合う状態じゃないというか、えっパチンコでも打つのって位に落ち着いています。
そしてこれがとくに好きです
『ふうっ さてやりますか』
なんかめっちゃカッコよくないですか!?
えっ、何その落ち着きっ!!って伝七郎も思ったんじゃないでしょうか
そこが逆に恐いし、強さをかもしだしていると思います。
以前の武蔵なら無様ともいえる殺気を放ち相手に向かっていくだけでしたが
胤栄(いんえい)や柳生石舟斎との出会い、そして強者との戦いの末にたどり着いた境地というやつでしょうか。
その「静」なたたずまいにメチャクチャかっこええってなりました。
そして「こうきたら こう斬る」って奴も良かったですね
伝七郎の構えを見て攻撃を予測して相手を斬る算段をする
それに気づいたかのように伝七郎は構えを幾度となく変えました。
そしてこの台詞もまたかっこよかったです。
『同じ一年 わずか一年なのに
はるかな昔に仰ぎ見た相手のように見える
伝七郎 お前とはもう分かり合えない』
かっこちぇえーーーーーーーーーーー!!
以上バガボンドで僕が好きな決闘のシーンでした!!
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