パクノダの込めた思いが感動する
ハンターハンターと言えば念能力だったり戦闘シーンに目を奪われがちですがちゃんと感動するシーンもあるんです!!
僕が感動するシーンとしては、幻影旅団の団員の一人パクノダが自分の命と引き換えに自分の記憶をメンバーに教える場面でしょうか。
クラピカに捕まった団長(クロロ)を助ける為に、クラピカの弱点を団員に伝えようとするパクノダなのですが、パクノダ本人もクラピカにジャッジメントチェーンを心臓に刺されており身動きが取れない状態にあるんです。
そのジャッジメントチェーンの条件とは
@念能力の使用を一切禁じる
A幻影旅団の団員との一切の接触を禁止する
この2つです。
そしてパクノダが使える念能力とは
@触れた人の記憶を読み取る能力
A拳銃を具現化する能力
B記憶弾(メモリーボム)
の3つでパクノダは特殊系の能力者に分類されます。
そして、ここでパクノダがとった行動に感動するのですが、自分が知り得たクラピカの弱点をメモリーボムを使用して団員に伝えようとするのです。しかし、もちろん念能力を禁止されているのに使用すれば、心臓に巻きついた鎖によってパクノダ本人は死んでしまいます。ただ、パクノダ本人は自分の死より団長の事を優先するんです。
一度に撃てる弾は6発 ちょうど結成時のメンバー分・・・フェイタン、フィンクス、マチ、ノブナガ、シャルナーク、フランクリン
信じて 受け止めてくれる?
あたしの記憶 あたしの想い 全て込める・・・!!
お願い 私で 終わりに・・・
幻影旅団は仲間の事よりも団の存続を優先する掟が有るようですがパクノダは違いましたね。仲間思いの優しい女性でした。
目的の為なら手段を択ばない非道な奴らと思っていたクラピカにもこのパクノダの行動は判断を鈍らせてしまう事になりました。
ちなみにパクノダが可愛らしいという優しさを垣間見えるシーンがあります。
単行本13巻の60ページなんですが、クラピカに鎖をさされた後に一人で団員の元へ帰るのですが、その途中に猫を見つけるんです。ミャーと鳴く猫に向かって「ミャー」と微笑むのですが、その顔がとても可愛らしいんですよね。でもこの時にすでに死を覚悟していたと思うと何だか泣けてきますね。パクノダ自身この帰り道ってのは色々思う事もあったとあっただろうし、いろんな想い出がよみがえって来たのではないでしょうか!
でもあの「ミャー」というパクノダの顔には人生に悔いのないやりきった顔に見えるんですよね。勝手な想像ですが。ぜひこの1シーンを読み返して欲しいです!!
という事でこのパクノダのシーンが僕が思うハンターハンターの名場面でした!!
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